目立たない矯正装置

目立たない矯正装置

・人と接する機会が多いので装置が目立つのは困る
・口を開けた時に、ワイヤーが目立たない装置を使いたい
・取り外しができる装置を使いたい

これまでの矯正装置は金属のブラケットとワイヤーを使った装置が主流でした。最近では審美性の高い目立たない矯正装置が主流です。当院では白いブラケットをメインにした、目立たない矯正装置をご提案しています。患者様のご要望によっては、舌側矯正装置(裏側矯正装置)やマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)にも対応し、ご要望を伺いながら最適な装置をお選びいただけます。目立たない矯正装置で快適な矯正ライフをお過ごしください。

当院が唇側矯正装置(表側矯正装置)をおすすめする理由

当院が唇側矯正装置(表側矯正装置)をおすすめする理由当院では目立たない白いブラケットや、見えにくい舌側矯正装置(裏側矯正装置)、透明なマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)をご用意しています。それぞれに特徴がありますが、効率よく歯を動かすには唇側矯正(表側矯正)が最適だと考えています。

【理由1】ワイヤーの微調整が可能!
ブラケットを用いた矯正は、ワイヤーの弾性を利用した矯正方法で、歯に力が伝わりやすく非常に高い矯正力が働きます。歯に沿ってアーチを描くようにワイヤーで繋がりますが、表側と内側の長さを比べると表側の方が長くなります。ワイヤーは、ブラケットとブラケットの距離の長い方が持続的で効率的な弾性力が働いて微調整しやすくなり、歯が動きやすくなります。そうした理由から、当院では唇側矯正装置(表側矯正装置)をおすすめしています。

【理由2】あらゆる症例に対応できる
顎のズレや噛み合わせの不調和の程度が大きい場合、舌側矯正装置(裏側矯正装置)やマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)では対応が難しい場合があります。特にマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は顎のズレがない場合にはとても良い治療法ですが、全ての症例に対応できる装置ではありません。唇側矯正装置(表側矯正装置)は症例を選びませんので、あらゆる症例に対応でき、より精度の高い治療が可能だと考えています。

【理由3】舌側矯正装置(裏側矯正装置)に比べて治療期間が短い
唇側矯正装置(表側矯正装置)の一般的な治療期間は、2年から3年かかります。これに対して舌側矯正装置(裏側矯正装置)の場合は、歯の動きが比較的ゆっくりになり、治療期間も長くなります。それに伴い通院回数も増えるので、唇側矯正装置(表側矯正装置)に比べると治療費負担が大きくなります。唇側矯正装置(表側矯正装置)により、治療期間や費用を抑えることができるのです。

当院の目立たない矯正装置

【唇側矯正装置(表側矯正装置)】
目立ちにくい歯に近い白い色をした歯の表側の矯正装置にはプラスチック製ブラケットやセラミック製ブラケットなどがあります。
その中でももっとも審美性の高いブラケットはセラミックを用いたブラケットです。歯に近い自然な色合いがあり、装着していてもほとんど目立ちません。

プラスチック製ブラケットには、ワイヤーが通る部分に金属性のレールが組み込まれた物があり、摩擦が生じにくいことから、歯の移動がスムーズに行われるいうメリットがあります。
目立たない矯正装置かつ、短い治療期間を希望される方にはおすすめです。


【ワイヤー】白いワイヤー
より審美性を求める方には白いブラケット+白くコートされたワイヤーの組み合わせが最適です。表面をテフロン加工で白くコーティングした高品質のワイヤーです。自然な白さがあり歯に馴染みやすく、違和感がありません。白くブラケットと一緒に使用することで、より目立たない矯正が可能です。また、穏やかな力で歯を動かすので、治療中の痛みが軽減されます。

【舌側矯正装置(裏側矯正装置)】目立たない矯正装置
歯の裏側に装着する矯正装置です。歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを装着し歯を動かしていきます。表側に装置が全く現れないので、誰にも気づかれずに矯正治療ができます。

※舌側矯正(裏側矯正)の場合、歯の状態によっては治療が難しく、唇側矯正装置(表側矯正装置)をご提案する場合もあります。

【舌側矯正装置(裏側矯正装置)+唇側矯正装置(表側矯正装置)】
上の歯に舌側矯正装置(裏側矯正装置)、下の歯に白いブラケットを用いた唇側矯正装置(表側矯正装置)を組み合わせた治療法です。下の歯は口を開けた時に唇で隠れてしまうため、唇側矯正装置(表側矯正装置)を付けてもほとんど目立ちません。そこで、上の歯だけに裏側から装着する装置を使い、下の歯には唇側矯正装置(表側矯正装置)を装着します。上下ともに舌側矯正装置(裏側矯正装置)を使用する方法と比べると治療費用を抑えることができます。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者さんの努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
  8. 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせて被せ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
  18. 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
  19. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

未承認医療機器の使用について

●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)
当院で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等ございましたら、すぐに当院までご連絡をお願いします。

装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。その点ご了承ください。

(国内の承認医薬品等の有無)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン®以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。

●入手経路について
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

●諸外国における安全性等の情報
インビザライン®は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さんは、世界で520万人(2018年1月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。ご不明点等ございましたら一度ご相談ください。

カウンセリングをおこなっております

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